しっかり者のハナ(猫♀),マイペースで猫喘息持ちのマル(猫♂)、黒トイプーのおとぼけボブ(♂)犬猫の日々の日記です。
2012年3月、福岡から東京へ戻ってきました。
2013年9月、ドイツへ引っ越ししました。
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日曜日の夜は22時に就寝した。早起きなのでウチは寝るのも早い。
いつもはすぐに寝付けるのに、なんだか目が冴えてゴロゴロしていた。
相変わらずマルが向うのほうでゴホゴホと咳をしている。
まーいつものことだな、と気にはしていなかった。
そのうちマルの咳がいつもより多いような気がしてきた。
ゴホゴホと咳をする合間に「ウェーウェー」と吐くような
声が聞こえてくる。
電気を点けてマルを見にいくと、すごく息が苦しそうだ。
肺に空気が上手くはいらず、一生懸命お腹で息をしようとしている。
お腹がベッコンベッコンと波を打っている。
「おかしい、これは絶対やばい」危険信号に心臓がバクバクしてきた。
目が完璧に覚め、「大丈夫?マル大丈夫?」と声を掛け続けた。
相方もマルのおかしな様子に目が覚めた。
マルが口を開けて呼吸をし始めた。
こんなことは始めて。もうその時点で23時過ぎ。
かかりつけの先生は電話に出てくれるだろうか、
不安になりながら電話をするが案の定電話に出てくれない。
そうこうするうちにマルが何も吐けないのに「ウェーウェー」と
何度も戻し、口呼吸が激しくなってきた。(猫は口で呼吸をしません)
唇や舌の色が紫になってきた。
「チアノーゼだ。やばい、どうしよう。やばい」
私は震える指で動物救急病院をネットで探し、急いで電話をかけた。
動物病院の先生は「その状態は良くないです。今すぐ連れて来て下さい!」と。
私だってすぐに連れて行きたい。病院は渋谷。
「タクシー拾ってすぐ行きます!」と電話を切った。
相方と出ようとしたその時、電話が鳴った。
かかりつけの先生からだった。
着信を見て折り返し電話をしてくれたのだ。
涙が出た。走ってマルを病院へ連れていった。
苦しそうに横たわるマルを見て、呼吸困難で亡くなったフーちゃんを
重ね合わせてしまい、私はもうダメかもしれないと思っていた。
涙が止まらなくなり「ごめんね。マルごめんね」と泣いていた。
いつも穏やかな先生が、いつもより更に穏やかにマルを診察していた。
「もうダメなの?早く薬を使ってよ!」と心の中で叫んでいた。
診察が終わり、気管支拡張とステロイドの注射。
透明の箱の中にマルを入れて、その中に酸素を入れて、酸素吸入。
そしてその箱に(抗生剤+気管支拡張+去痰剤)のネブライザーを吹き込む。
いつのまにか、もう0時を回っていた。
箱に入れられたマルは不安そうに喘ぐように口呼吸をしている。
私を見て「ニャーニャー」啼き続けている。私も涙が止まらない。
30分ぐらい箱に入っていた。
そのうち呼吸が楽になってきたのか、時々口が閉じるようになってきた。
「あー!口を閉じて呼吸している!」嬉しくなってきた。
先生も「楽になってきましたかね〜」と穏やかに話す。
結局箱の中に1時間ぐらい入っていたと思う。
マルの唇や舌、耳がキレイなピンク色に戻った。
マルは危機を脱して生き返ってくれた。
小さい時から咳をしていたので、ネットで調べ猫喘息なのかな〜
とは薄々思っていた。
それが今回気管支炎を発症し、その他色々な要因が重なり、
喘息発作とし前面に出て来てしまったようだ。
これから薬を使って発作を出さないようにしていかないといけないようだ。
それでも、元気になったマルを見ると心の底から嬉しい。
薬をどれ位減らして発作を出さずに生活していけるかが、これからの目標。
上手くコントロールできれば、寿命を全うする猫もいると
先生は言ってくれた。
私はマルもそういう猫になるように頑張りたい。
マルが呼吸困難になって、いよいよとなったら、
相方はストローで気管内挿管をしようと思っていたと。
私はマウスtoマウスをしようと思っていた。
今じゃ笑い話だけど、お互いに本気で考えていた。
なぜマルが猫喘息なんだ。とも思うけど。
もう仕方が無い。そういう猫なんだ。
そういうマルが大好きなんだから仕方が無い。
今はゴロゴロと寝ている姿を見るだけで嬉しくなる。
最後に、あんな夜中に嫌な顔ひとつせずマルを診てくれた
あおぞら動物病院の先生に、心から感謝したいです。
先生があの時電話してくれなかったら。。。っと思うとゾッとします。
本当に、本当にありがとうございました!
無事復活。
「あっセミ!」と窓の外にへばりついたセミへ向かって行く寸前のマル。
いつもはすぐに寝付けるのに、なんだか目が冴えてゴロゴロしていた。
相変わらずマルが向うのほうでゴホゴホと咳をしている。
まーいつものことだな、と気にはしていなかった。
そのうちマルの咳がいつもより多いような気がしてきた。
ゴホゴホと咳をする合間に「ウェーウェー」と吐くような
声が聞こえてくる。
電気を点けてマルを見にいくと、すごく息が苦しそうだ。
肺に空気が上手くはいらず、一生懸命お腹で息をしようとしている。
お腹がベッコンベッコンと波を打っている。
「おかしい、これは絶対やばい」危険信号に心臓がバクバクしてきた。
目が完璧に覚め、「大丈夫?マル大丈夫?」と声を掛け続けた。
相方もマルのおかしな様子に目が覚めた。
マルが口を開けて呼吸をし始めた。
こんなことは始めて。もうその時点で23時過ぎ。
かかりつけの先生は電話に出てくれるだろうか、
不安になりながら電話をするが案の定電話に出てくれない。
そうこうするうちにマルが何も吐けないのに「ウェーウェー」と
何度も戻し、口呼吸が激しくなってきた。(猫は口で呼吸をしません)
唇や舌の色が紫になってきた。
「チアノーゼだ。やばい、どうしよう。やばい」
私は震える指で動物救急病院をネットで探し、急いで電話をかけた。
動物病院の先生は「その状態は良くないです。今すぐ連れて来て下さい!」と。
私だってすぐに連れて行きたい。病院は渋谷。
「タクシー拾ってすぐ行きます!」と電話を切った。
相方と出ようとしたその時、電話が鳴った。
かかりつけの先生からだった。
着信を見て折り返し電話をしてくれたのだ。
涙が出た。走ってマルを病院へ連れていった。
苦しそうに横たわるマルを見て、呼吸困難で亡くなったフーちゃんを
重ね合わせてしまい、私はもうダメかもしれないと思っていた。
涙が止まらなくなり「ごめんね。マルごめんね」と泣いていた。
いつも穏やかな先生が、いつもより更に穏やかにマルを診察していた。
「もうダメなの?早く薬を使ってよ!」と心の中で叫んでいた。
診察が終わり、気管支拡張とステロイドの注射。
透明の箱の中にマルを入れて、その中に酸素を入れて、酸素吸入。
そしてその箱に(抗生剤+気管支拡張+去痰剤)のネブライザーを吹き込む。
いつのまにか、もう0時を回っていた。
箱に入れられたマルは不安そうに喘ぐように口呼吸をしている。
私を見て「ニャーニャー」啼き続けている。私も涙が止まらない。
30分ぐらい箱に入っていた。
そのうち呼吸が楽になってきたのか、時々口が閉じるようになってきた。
「あー!口を閉じて呼吸している!」嬉しくなってきた。
先生も「楽になってきましたかね〜」と穏やかに話す。
結局箱の中に1時間ぐらい入っていたと思う。
マルの唇や舌、耳がキレイなピンク色に戻った。
マルは危機を脱して生き返ってくれた。
小さい時から咳をしていたので、ネットで調べ猫喘息なのかな〜
とは薄々思っていた。
それが今回気管支炎を発症し、その他色々な要因が重なり、
喘息発作とし前面に出て来てしまったようだ。
これから薬を使って発作を出さないようにしていかないといけないようだ。
それでも、元気になったマルを見ると心の底から嬉しい。
薬をどれ位減らして発作を出さずに生活していけるかが、これからの目標。
上手くコントロールできれば、寿命を全うする猫もいると
先生は言ってくれた。
私はマルもそういう猫になるように頑張りたい。
マルが呼吸困難になって、いよいよとなったら、
相方はストローで気管内挿管をしようと思っていたと。
私はマウスtoマウスをしようと思っていた。
今じゃ笑い話だけど、お互いに本気で考えていた。
なぜマルが猫喘息なんだ。とも思うけど。
もう仕方が無い。そういう猫なんだ。
そういうマルが大好きなんだから仕方が無い。
今はゴロゴロと寝ている姿を見るだけで嬉しくなる。
最後に、あんな夜中に嫌な顔ひとつせずマルを診てくれた
あおぞら動物病院の先生に、心から感謝したいです。
先生があの時電話してくれなかったら。。。っと思うとゾッとします。
本当に、本当にありがとうございました!
無事復活。
「あっセミ!」と窓の外にへばりついたセミへ向かって行く寸前のマル。
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Comments
はあ~
よ、読みながらドキドキしてしまったよう。
大変だったねえ
ハナフーさんの心臓もキューキュー悲鳴あげていたんじゃないかしら。
でも無事乗り越えたのね、よかった。
その先生の存在もありがたいぃ~
ちゃんと折り返し電話かけてくれるなんて・・・涙
写真で見るとまさかそんなことがあったようにはとても思えないんですけど(つい笑ってしまうこの写真)。
あんまりハナフーさん達に心配かけちゃあダメだよ♪
それにしても、専門的な解説。
あたりまえだけど、さすがだわ。
大変な夜だったね。どうぞヨガで神経を休めてくださいな。
大変だったねえ
ハナフーさんの心臓もキューキュー悲鳴あげていたんじゃないかしら。
でも無事乗り越えたのね、よかった。
その先生の存在もありがたいぃ~
ちゃんと折り返し電話かけてくれるなんて・・・涙
写真で見るとまさかそんなことがあったようにはとても思えないんですけど(つい笑ってしまうこの写真)。
あんまりハナフーさん達に心配かけちゃあダメだよ♪
それにしても、専門的な解説。
あたりまえだけど、さすがだわ。
大変な夜だったね。どうぞヨガで神経を休めてくださいな。
無題
自分のことのように涙が出てしまった(涙)
フーちゃんのこともあったから重なっちゃうよね。
でもいい先生で良かったね~
ハナフーさんも家族・飼い主さんとしてちゃんとしてるよ。異変に気がついたんだから。
寝ちゃってたら気がつかなかったかもしれなかったからね。
赤ちゃんだって喘息で重篤になるから、これからお薬でコントロールできるといいね。
大人になれば、小児喘息が出なくなる人もいるからさ。(人間はだけど…)
病気と仲良く過ごしていければいいね!!
フーちゃんのこともあったから重なっちゃうよね。
でもいい先生で良かったね~
ハナフーさんも家族・飼い主さんとしてちゃんとしてるよ。異変に気がついたんだから。
寝ちゃってたら気がつかなかったかもしれなかったからね。
赤ちゃんだって喘息で重篤になるから、これからお薬でコントロールできるといいね。
大人になれば、小児喘息が出なくなる人もいるからさ。(人間はだけど…)
病気と仲良く過ごしていければいいね!!
ハラハラしたぁ
どうなってしまうんだろうって不安だったーーー
先生、夜中の対応本当にありがとうございました!私もお礼をいいたいよ
猫喘息って初めて聞いたよ。言葉で伝えられない苦しさを思うと本当に切なくなる。動物と共に生きるって本当に大変なことだって改めて思ったよ。
病気も個性と受け入れていくってことなんだね
家族だもんね!
先生、夜中の対応本当にありがとうございました!私もお礼をいいたいよ
猫喘息って初めて聞いたよ。言葉で伝えられない苦しさを思うと本当に切なくなる。動物と共に生きるって本当に大変なことだって改めて思ったよ。
病気も個性と受け入れていくってことなんだね
家族だもんね!
エリコサマ
うちの相方も重度の小児喘息だったから
(今じゃ考えられないけど!)
マルの気持ち分かるーって言ってたよ(笑)
でも猫の喘息の場合は治らないんだってー。。(泣)
うまく病気と共存していくしかないのよねー。
(今じゃ考えられないけど!)
マルの気持ち分かるーって言ってたよ(笑)
でも猫の喘息の場合は治らないんだってー。。(泣)
うまく病気と共存していくしかないのよねー。
misachipサマ
先生にお礼ありがとう!(笑)
動物飼ってたことがある人はきっと私のこの気持ちを
分かってくれるんだろうね〜。
言葉で出せないからまた痛々しくてね。
その分責任重大だな〜って改めて思ったわ。
動物飼ってたことがある人はきっと私のこの気持ちを
分かってくれるんだろうね〜。
言葉で出せないからまた痛々しくてね。
その分責任重大だな〜って改めて思ったわ。
ちびたサマ
そうだね。無意識に嫌な予感がしていたのかもね。
マルの咳がいつもと実は違ったのかも。
とにかく今回は上手くいったけど、またいつ発作が
起こるか分からないのが怖いー。
コントロールできるように頑張るよ〜。
マルの咳がいつもと実は違ったのかも。
とにかく今回は上手くいったけど、またいつ発作が
起こるか分からないのが怖いー。
コントロールできるように頑張るよ〜。
無題
いつものように癒される写真から始まらない文章を見て、大丈夫なのかハラハラして…涙が出てきました。
最後まで読んで、「愛いっぱいのハナフーさんたち家族や親身になっていただけるかかりつけの先生がいて、マルはこの家の家族になって良かったね」と声をかけてしまったよ。
これから病気と上手くお付き合いできる道が開けるといいですね。
お疲れ様でした。
動物を飼ったことがなく…猫喘息、初めて知りました。
最後まで読んで、「愛いっぱいのハナフーさんたち家族や親身になっていただけるかかりつけの先生がいて、マルはこの家の家族になって良かったね」と声をかけてしまったよ。
これから病気と上手くお付き合いできる道が開けるといいですね。
お疲れ様でした。
動物を飼ったことがなく…猫喘息、初めて知りました。
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